2021年のF1は、前半の11戦を終えて夏休みを迎え、いよいよ今日から後半戦が始まります。残念ながら、新型コロナのまん延で10月の日本GPは中止となってしまいました。福岡の友人とホンダ最後の参戦を見に行こうと話していたのですが。
角田裕毅のこれまで
さて、日本だけでなく、世界で期待されていた角田裕毅のデビューイヤー前半戦はどうだったでしょうか。入賞5回、18ポイントでドライバーズランキングでは13位となっています。
開幕戦でいきなり入賞してポイント獲得したものの、その後、リタイヤを重ねたり、今一つスピードが上がらず入賞圏外の走りとなることもありました。
ここまでの評価
チームのアルファタウリは、チームランキング5位を目指していますので、ここはドライバーズランキングでは10位前後を目指したいところかと思います。
また、今年はテストの時間が短くなり、新人ドライバーには不利であると言われています。
前半戦は、彼も思い通りに進まず、チームとの交信にイライラが滲むこともあったようです。とは言え、第5戦~第11戦の6戦中4回の入賞と安定感も出てきました。
後半戦への期待
前半戦では、より安定した走りとポイントの獲得を期待したいですね。シーズン前のインタビューでも彼は、「前半戦はとにかく攻める。後半戦はその経験を生かす。」とも言っていました。
また、来シーズンのシート獲得や、ドライバーを見切りるのが早いと言われるレッドブル・チームにおいては、キラリと光る走りを何度か見せつける必要があろうかと思います。その一つは、やはりチームメイトのピエール・ガスリーに勝つことではないでしょうか。
ここまで、チームメイトは全く歯が立っていません。せめて予選だけでも何度か勝って、周囲に感嘆の声を漏らさせて欲しいものです。
期待しましょう。
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