四国最高峰、石鎚山に登る

06_四国地方

お気軽登山が好きな後輩と仲良くなり、剣山に続き、石鎚山へ。最近ぐっと冷え込み、10月21日に霧氷を観測したと言います。寒さに少々ビビりながらも四国最高峰を目指してきました。登山口は、西条市から入る、成就社(じょうじゅしゃ)と呼ばれる登山口に向かいます。

出発は石鎚山温泉

ロープウェイ乗り場には、石鎚山温泉があり、駐車場(500円)に停めると、温泉(入浴料500円)が1名無料となります。登山後には温泉にぜひ浸かりたいのでありがたいサービスです。

出発地は、加茂川の上流で、石が大きい渓谷となっています。

紅葉はまだ早い?

ネットの情報に寄れば、10月中旬から下旬が紅葉の見頃とのことでした。今年は、ちょっと遅れているのかもですね。その一方で、山頂では雪が観測されてしまいました。

登山スタート

我々は、ロープウェイ(往復2,000円)とスキー場のリフト(往復600円)を利用しました。リフトを降りると、瀬戸内海の景色が広がっています。ロープウェイは年中運行しているそうです。

中宮 成就社がスタート地点(7合目)となります。お参りをしてスタートする方が多いです。霊峰石鎚山を神体山(神しずまります山)とする山岳信仰、修験道の山として、日本七霊山の一つとなっています。

スタートしていきなり、大牧が倒れています。

スタートしてしばらくは、なんと下り!

スタートするとハイキングコースのような穏やかな散策道となっています。標高が下がってからいよいよ登りです。

石鎚山といえば鎖場!

石鎚山は、その名の通り石の山です。山頂に近づくと急斜面となり、鎖を伝って登る鎖場が3箇所あります。さすが修験道。修行の場です。

しかし、ご安心下さい。

迂回路がありますので、我々、プチ高所恐怖症の方でも安心して登れます。

こんな切り立った急斜面が出てきます。

かと思えば、こんな穏やかなハイキングコースも。

登りの中腹に到着です。

またまた、穏やかな尾根道です。

鳥居がある地点で振り返るとこんなです。

山頂付近は雪が!

10月21日に初雪で、霧氷のニュースがありました。山頂にはやはり、雪がありました。

斜面も急こう配になり、雪が足元を滑らせ、結構、怖い区間もあります。実は、登りよりも下りの方が滑りやすく、急こう配を感じやすく、怖いです。

山頂に到着!

ついに、標高1,982mに到達です。

山頂は大混雑!

登山って人気なんですね…。山頂は人でごった返していました。山小屋がありますので、カップヌードル(200円、お湯300円)を購入し、一休みです。なお、チキンカレーなど、店内で食事をすることもできます。もちろん、宿泊もできます。でも、やはり外でご飯を食べると美味しいですよね。

天狗岳まで行きたかったんですねどね。この混みようで、すれ違いが難しい細い区間ばかりでしたので、かえって来る人を待って、行列ができていたので断念です。

山頂の様子です。山頂について後ろ(松山市方面)を眺めます。

石鎚神社の奥宮 頂上社でお参りです。

山頂に時計…ありがたい反面、なぜか違和感も(笑)

ちょっと雲が出てきましたね。晴れを期待していたのですが残念!

ここが最も高い山頂となります。

帰りの急こう配が怖い!

雪が積もると、階段がスロープのようになり、滑りやすいくなります。

木に積もった雪が、凍ったまま落ちてきて、結構危険でした。大きなかたまりがデイバックに落ちました。頭じゃなくて良かったです。皆さま、お気をつけ下さい。

所要時間と疲労感は

9:40発のロープウェイに乗り、山頂の写真の時計にあるように、12:30頃登頂、帰りは15:30にロープウェイ乗り場に着いて、温泉に入浴でしたので、往復6時間ほどです。結構、疲れます。

とりわけ、下山の際は、山頂から急こう配区間で足を滑らすことに注意し、後半、緩やかになっても距離が長いのでかなりの疲労です。意外な疲労は、首です。下山の間ずっと下を向いて、足元の集中しているので首や肩が疲れます。

最後に

人気の紅葉はあまり見れませんでしたが、ちょっと赤らむ木々も。スキー場があるからでしょうか、冬でもロープウェイが運行していますので、紅葉を見るもよし、スキーや雪山を楽しむもよし、新緑の季節に登るもよし、それぞれの季節を楽しみめる山のようです。皆さんも、是非、石鎚山を楽しんでみてはいかがでしょうか。

すすきの季節は始まっていました。

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