被災地、人吉の今をご紹介

01_九州地方

昨年令和2年に球磨川の大氾濫に見舞われた熊本県人吉市を訪問しました。市内所々で被災の爪痕が残り、宿泊施設も営業している箇所はまだ少ない状況です。しかし、駅弁や駅前の鉄道ミュージアムは健在ですので復興支援を兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか。(新型コロナ感染対策は忘れずに)

熊本県発の国宝が被災

人吉市には熊本県初の国宝、青井阿蘇神社があります。こちらの門前の橋の高欄が無残にも壊れ、今も被災の爪痕が残されています。ほかにも、1階の窓ガラスのない建物(浸水により使えない状態)も多く、ブルーシートも所々で目につきます。

人吉駅、駅弁は健在、くま川鉄道はまだ休止中

人吉駅は無事です。そして、駅前の鮎すしで有名な駅弁も販売されていました。くま川鉄道は休止中です。しかし、くま川鉄道の車両が浸水に見舞われた時、東北の鉄道会社から鉄道技術者がはるばる駆け付け、車両がダメになるのから守ったというエピソードがあります。再開を期待しましょう。そして、ぜひ、乗りに行きましょう。

人吉駅は、映画「るろうに剣士」のロケ地となったそうです。その紹介が待合室に。

この蒸気機関車が格納されている車両倉庫で、映画のロケがあったようです。雰囲気ありますよね。入口の上の方がSLの煙で黒くなっているのが歴史を感じさせます。

駅前の駅弁屋さん、やんまぐち

お店の方に、お勧め弁当を聞いたら「栗めしです」と即答…今は春。秋でもないのに…「鮎すし、じゃないんですか?」と問うと、「やっぱり川魚なので少しクセがあります。」とのこと。

でも、そんな言葉にもひるまずに鮎すしにチャレンジしました。酢が少し強めですが鯖すしのように楽しめました。とはいえ、大人の味ですね…(笑)

人吉温泉も最高

人吉温泉は、ヌルヌルの美人湯で泉質が最高です。わざわざ訪問する価値ありです。市内には数百円で入れる公衆浴場があったのですが、被災して営業していません。九州88湯めぐりの指定も3箇所のうち郊外の1箇所(華まき温泉)のみが営業です。ご注意下さい。

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