稚内からオホーツク海沿いに南下

02_北海道

 北海道の北部を道北と言いますが、どんな所かご存知の方はほとんどいないと思います。今回は、往路で日本海側をオロロンラインを北上しましたので、帰りはオホーツク海側を南下することにしました。

稚内丘陵

  • 白い道 

昨年もご紹介しましたが、最北の地、稚内は丘陵地でその高台には素晴らしい光景が待っています。まずは白い道です。ホタテ貝の貝殻を砕いて敷いた道で、空と海の青さ、そして丘陵地の緑とのコントラストが美しく絶景です。最近、テレビで紹介されるなど人気が高まりつつありますので、美瑛町の青い池のように観光客が押し寄せる日も、そう遠くないかもしれません。

  • 稚内丘陵

 稚内といえば最北の地として、海のイメージはありますが、丘陵地のイメージをお持ちの方はほとんどいないと思います。風が強い地域なのでしょう、風力発電も多くあります。

猿払村のホタテ

 猿払村(さるふつむら)をご存知でしょうか?最北の村として分かりやすく紹介されますが、このはホタテの養殖に成功し、平均年収が、東京の港区や千代田区、高級住宅地の兵庫県芦屋市、高級別荘地の軽井沢町などとともに全国でベスト10に入るなど(2020はホタテの不漁により12位)、驚くべき村があります。

 かつて村の危機に対し、村の予算の半分をかけてホタテ養殖にかけ成功を収めたサクセス・ストーリーがありました。

 抜海の宿主さんからも紹介された、冷凍のホタテを姉ファミリーに送ることに。新鮮なホタテは、我々が知っているホタテとは触感が違うのだそうです。(私もまだ食べたことがありません。)非常にゆっくり解凍すると、プリっぷりの本来の触感が味わえるのだそうです。

道の駅猿払
奥に見える物産館でホタテを購入
道の駅猿払の道路の向かいには、ホタテ貝の化石が

意外と興味深い道北

 オロロンラインにしろ、白い道、そして猿払村のホタテのサクセス・ストーリーなど、実に興味深い道北エリア。アクセスに時間はかかりますが、長期休みを利用して、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょか。

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