新生活の転居の手続きは

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これまで何度か転勤し、転居の手続きに手慣れてきました。そこで、転居の際に必要な手続きなどを簡単にまとめてみました。

初めての転居で、何が必要なのか不安な方は参考にしてみて下さい。転居前にすべきこと、転居後にする必要があることがあります。

【転居前にすべきこと】

まずは、転居前にしなければならない一般的な事項は以下の6項目です。ここでは、転居先の部屋が決まってからの手続きを列挙します。

引っ越し日の決定

今住んでいる部屋(賃貸の場合)の退去手続き

インフラ(電気、ガス、水道、電話)の手続き

住民票の転出届

郵便の転送サービス

⑥その他個人契約(ネット、駐車場など)

順にお話しましょう。

①引っ越しの決定

部屋が決まったら、引っ越し日を決定する必要があります。インフラの手続きや郵便の転送サービスなども、すべては引っ越し日が必要となりますので、いの一番に決定が必要です。注意点は、引っ越し日は、1ヶ月以上先に決めて下さい。転勤などでやむを得ない場合は仕方ないのですが、一般的な不動産屋への退去連絡は1ヶ月前までに必要です。

引っ越し業者を決める際には、金額サービス内容に加え、必ず搬送日数の確認が必要です。また、保険などの補償内容も確認しておきましょう。

感覚的ではありますが、引っ越し業者は大きく3つグループに分けられると考えています。

・大手引っ越し業者

 ⇒よく耳にする会社で安心だが料金が高い(日通、アートなど)

・中堅業者

 ⇒会社名は聞いたことがある(ハート、松本引越センターなdo)

・中小業者、地域密着業者

 ⇒非常に安価だが日数がかかる、引越日を指定できない、など

業者によって引っ越し代は大きく違いますので、必ず複数業者の見積をとって、そのサービス内容を比較してから決めることをお勧めします。一般的には、荷物の段ボールへの梱包・開梱は自分でやり、トラックへの運搬、荷下ろしを業者にお願いすることになりますが、それもお金を払えばやってくれるサービスがあります。見積は、ネットで数量を入力すれば引越額が算出されるものもあれば、実際に営業マンが来て見積する場合もあります。(この場合、立ち合いが必要になるので、一人暮らしだと面倒。)

なお、私はこれまでいずれも中堅業者を選んでいます。お金に余裕のある方は、大手業者が様々なサービスを提供していますので、思うがままにチョイスすることができます。また、荷物の受取日は指定しなくてもOK、時間には融通が利くという方で、できるだけお金を掛けたくない場合は、中小業者を選ぶと、大手に比べてビックリするくらい安価な費用で引っ越しが可能です。

引越の際に心配になるのは、荷物の破損ではないでしょうか?これまで6回の引っ越しをした私は、中堅業者を利用しましたが、ママチャリのサドルが壊れたのと、クリアボックスを雑に紐できつく締められていがんだくらいでしょうか。なお、サドルの破損は、業者に言って直してもらいました。(保険がきくでしょ、と言う言い方ですんなり応じでくれました。)中小業者などは、破損した場合の保険に範囲を確認しておいた方が良いかもしれませんね。当然、料金なりのサービスや補償内容となりますので、ご理解の上、業者を選びましょう。

引越日数には注意が必要です。荷物の搬出、自分(体)の移動、荷物の受取の段取りが必要ですから、必ず確認して下さい。大まかな目安は、東京~大阪、大阪~福岡の距離であれば翌日届くことが可能です。ただし、東京~福岡ですが、翌々日に到着となります。なお、自動車の搬送は、船便になるためも数日~1週間程度かかりますのでご注意下さい。

今住んでいる部屋(賃貸の場合)の退去手続き

引っ越し日が決まったら、

退去の手続きは「1か月前までに」が基本ですのでご注意下さい。1か月前を切ってから不動産屋に連絡を入れると、1ヶ月分まるまる家賃が取られたり、様々な不利なことも覚悟が必要となります。

また蛇足ですが、賃貸物件の場合、居住してから1年経たずに退去する場合は、違約金が取られる場合もあります。あと1ヶ月で1年だったのに…などと後悔ないようにしたいものです。(私の友人が、結婚で退去の際に居住1年未満のため、違約金を払っていました。)

インフラ(電気、ガス、水道、固定電話)の手続き

引っ越し日が決まりましたら、電気、ガス、水道、固定電話などのインフラを止める必要があります。しかし、引っ越し日まで生活しているわけですから、引っ越し日にタイミングを合わせたいですね。

いずれも、ネットで可能ですので、電気会社、ガス会社、水道局(行政)、NTTへアクセスしてみて下さい。注意点は、ガス会社は退去時に立ち合いが必要となります。私は、引っ越し日の朝9時から引っ越しをはじめ、おおかた荷物が部屋から出た11時ごろガス会社の人に立ち会ってもらい、午前中に荷物を搬出し終えて、昼食を取って午後移動、という段取りにしています。

なお、固定電話は転居先では工事が必要です。予約制とのことですので、年度末など工事が集中する時期の転居の場合は、できるだけ早めに転居日を連絡したいところですね。

④住民票の転出届

忘れるともう一度、転居先から戻って役所へ行かないといけませんので、引っ越し日に体の移動の前に役所に寄って行くのがお勧めです。しかし、役所がやっていない休日に引っ越しする場合には、やはり事前の平日に手続きが必要ですね。また、身体の移動する日に役所に寄る時間的な余裕がない方も、事前の手続きが必要となります。

⑤郵便の転送サービス

郵便局にも住所変更をし、転送サービスの手続きをしておくと、転居前の住所に届いてしまった郵便物もスムーズに転居先で受け取れます。転送サービスは6ヵ月です。こちらも、引っ越し日までに手続きしておきたいですね。

⑥その他個人契約(ネット、駐車場など)

引越をすると、さまざまは手続きが必要となりますが、いまや一般的なインターネットの変更も必要となります。wifiを利用している方や、インターネット無料の部屋にお住いの方は手続き不要かと思いますが、転居先ではプロバイダーを変えざるを得ない場合もあります。(私の場合、yahooからNTT系へ変更しました。)

それから、駐車場を部屋と別に借りている場合も、部屋の解約と合わせて早めに連絡すべきです。こちらも1ヶ月前が一般的と考えておきましょう。

【転居後にすべきこと】

身体が移動し、荷物を受け取ったら次は何をすべきでしょうか。主に、以下の5項目の手続きが必要です。

①転入届

転出手続きをすると、役所から書類を受け取ります。それを持って、転入先の役所に行って転入手続きを行います。私はだいたい荷物を受け取って落ち着いたら、役所に行って手続き取って、夕食を取り、帰って夜荷物の整理…、というパターンが多かったと思います。

ちなみに、福岡市で転入手続きをすると、福岡ソフトバンクホークスの観戦ペアチケットがもらえました。観戦日は3日から選べるようになっています。更に、どうせ最も安い席と思っていたのですが、私が行った日はホークスの優勝決定日で満席ということで、ビュッフェ付きの席に変えてくれました。ラッキー!

②インフラの開設

転居先での、電気、ガス、水道の手続きは、入居時に立ち会ってくれる不動産屋さんから書類を手渡され、説明を受けると思います。申込書に記入して、ポストに投函することで手続き完了です。しかし、注意が必要なのは、銀行引き落としとする場合は、その地域の地方銀行でないとダメな場合もありますので、新たな銀行口座の開設が必要になることになります。

固定電話は、これとは別に個別にNTTへネットでアクセスして手続きとなります。が、まだネットの開設をしていなければ、スマホで、ということになりますね…。

③各種、住所変更

住所登録しているものは全て住所変更していかないと行けません。最近は、ほぼすべてネットで手続き可能です。ざっと、主なものは以下の通りです。

・携帯電話(もはや生活必需品)

・銀行口座(ゆうちょ銀行含む)、証券口座

・クレジットカード(ETCカード)

・生命保険ほか、保険関係

④新たな開設

・銀行口座(地元の地方銀行などの口座が必要になることも)

・インターネット(転居前のプロバイダーが使えない場合)

以上、いかがだったでしょうか?これ以外にも手続きが必要な事柄もあろうかとは思いますが、まずは、必要最低限の内容を整理させて頂きました。初めての引っ越し、初めての赴任、初めての一人暮らしなど、不安な方に役立てば幸いです。

コメント

  1. 中村 奈々子 より:

    よこもっこさんへ
    新生活の転居の手続き、こうやってまとまってると、落ち度なく進められるので、助かります。
    私の友達が以前引っ越してきた晩、電気がつかなく困ったと言ってました。そうです、インフラの開設を忘れていたとか。

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