「生むし」の鰻重を食べる

04_関東地方

 土用の丑に鰻を食べる習慣がありますが、今年の夏は土用の丑が2回ありました。7月21日と8月2日で、無意識に訪れた8月2日に「土用の丑の日に鰻」を食べることが出来ました。 調べてみると、土用の丑の日とは年に何回があって初夏の丑の日に鰻を食べる習慣が出来たのだそうです。

<生むしとは

 さて、今回の鰻は「生むし」を売りにしている千葉県の鰻屋さんに訪問しました。鰻の焼き方については、関東では「蒸してから焼き」を入れ、関西では「蒸さずに焼き」を入れると言われています。従いまして、関東の鰻を焼く工程は、「捌き」→「白焼き」→「蒸し」(関西ではなし)→「たれ焼き」となりますが、今回の千葉県柏市の芳野屋さんでは、なんと白焼きなしで蒸す「生むし」が特色のお店だそうです。

生むしについての解説がメニューの裏に書かれています

 さて、「生むし」の食べ応えはというと…ふわふわを通り越した「とろっとろ」の食感です。この絶妙な食感はそうそうないのではないでしょうか。さすがの「生むし」といわざるを得ません。お味の方は、たれの味付けがそこまで甘すぎず、比較的さっぱりとしたタレの部類で、大人が好む味付けと思われます。ちなみに、うな重のお値段は、肝吸い&漬物が付いて3,600円(2020年8月現在)です。近頃の高騰した鰻の相場からすると、高すぎず、安すぎずというところでしょうか。

 食べ物を取るアプリ「Foodie」で撮影するとこんな感じです。明るい赤身がかった色に写るようですね。

 いかがでしたでしょうか。鰻を食べたくなったのではないでしょうか。近頃は3千円台と相場が高くなった鰻ですが、年に一度くらいは贅沢しても良いのではないでしょうか。とは言え、私などは無駄な飲み会に行くくらいなら、こういった食事をした方が…と考えたりもするのですが、なかなかできていません…(笑)

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