ついに北海道バイクツーリング(富良野~小樽、そして帰宅編)

02_北海道

 バイク乗りの憧れの地、北海道へバイクツーリングについに行って来ました。8月10日の夕方出発から、16日深夜帰宅までの道中の様子や初めて北海道バイクツーリングに行く方に役立つ情報をご紹介したいと思います。北海道で定宿としているとほ宿「旅の途中」で宿泊。翌日は、富良野・美瑛を観光し、夜に小樽発、舞鶴行きのフェリーに乗ります。いよいよ帰路となります。

朝のジェットコースターの道

 定宿とさせて頂いている、とほ宿「旅の途中」から、ジェットコースターの道沿いといっても過言ではない所にあるので、朝、散歩に行っています。この日も、様子を伺いました。

天気は下り坂予報

 長野の叔母が、「山が見える朝は雨になる。山が見えない方が晴れる。」と口にしていたのを思い出します。曇りであるものの山が見える今日は雨になりそうです。

美瑛の丘を広めた写真家、前田真三

 美瑛の美しい丘を観て、美瑛の丘の美しさを世に広めた写真家、前田真三の写真館「拓真館」へ久しぶりに行くことにしました。私が高校生の時に前田真三氏の写真集に出会い、美瑛の丘に強いあこがれを持っていました。それから長い年月を経て、前田真三氏は故人となられてしまいましたが、初めて美瑛を訪れた時の感動は忘れられません。また、拓真館という写真家を入場料無料で運営されていることにも強い感動がありました。

拓真館 https://www.takushinkan.shop/

 今回、コロナ禍もあってでしょうか、寄付を求める箱が置かれてありました。これまで多くの写真でで感動を頂くなど楽しませて頂いた感謝を込めて、寄付をさせて頂きました。

ランチは、カフェ野良

 フェリーの出発が夜遅いため、ランチを取ってから小樽を目指すことにしました。そこで、富良野市にあるカフェ野良に今回もお邪魔しました。ここは、食事が美味しいだけでなく、スタッフの方々の感じが良いので、心地よく過ごせます。贔屓にしている旅人も多く、地元の方も多いようです。

 ご主人が陶芸をやっているそうです。また、スーパーカブというバイクライダーが集まる、「カブ主集会」が開催されていることでも有名です。この日は、駐車場でご主人に声をかけて頂き、写真も撮って頂きました。

 写真もなくて、すみません…。

雨に降られ、ゲストハウスへ避難

 天気予報通りでしたが、富良野から小樽へ向かう、石狩市付近で雨が降り始めました。夕方に着いた小樽ではすっかり本降りに…。カッパは来ていたのですが、ブーツカバーを付けにやり過ごそうと考えたのが甘く、靴の中はすっかり雨水が染みてしまいました。

 そこで、ゲストハウスを予約し、夕方17:30からフェリー出発まで22:00頃まで滞在することにしました。ゲストハウスで洗濯をしつつ、ペーパータオルを詰め込んで靴を乾かすことに。

 その間、小樽に移住した方に教えてもらったお店でお寿司を食べることに。小樽はお寿司屋さんが多いことで有名ですが、寿司屋通りのお店では1人前、6~7千円ほどかかります。そこまでのクオリティは求めておらず、2千円程度で食べられるお店を紹介して頂きました。「きた家」です。上握り1,760円とリーズナブルで雲丹の軍艦もありました。

満足の上寿司1,760円
個人的な好みの海鮮太巻き1,760円

帰りのフェリーは揺れる!遅れる!

 往路のフェリーは穏やかに船旅を楽しめたのですが、復路のフェリーは色々洗礼を浴びました。まずは、出発時が雨だったことです。乗船を待つのが雨の中。乗船したらカッパを片付ける手間。天気に左右されるバイクあるあるです。

 続いて、この日は乗船直後に船内放送があって、時化(しけ)による船が揺れる見込みで回復の見込みがないことが、アナウンスされていました。また、揺れがひどいと、お風呂を閉めてしまう、映画やコンサートが開催されない、レストランの営業にも影響とのことでした。

 実際、翌日の日中のお風呂は閉鎖され結局入ることが出来ませんでした。映画も中止。でも、それ以上に揺れがひどく、寝ていると大丈夫なのですが、起きて船内を歩くと気分が悪くなり、食事をとる気にもならず、結局、下船まで胃に入れたのは、お昼すぎに食べたアイスクリームのみでした。ただ、ピアノコンサートを開催され鑑賞することが出来ました。船酔いは、私以上の方も少なくなかったようで、ぐったりされている方、トイレにこもっている方もいたようです。

 それから、時化(しけ)の時は揺れるだけでなく、到着予定も遅れるとこのことでした。21:15分到着予定が、予定時刻は21:45とありました。結局、舞鶴港にちかづく夕方には、穏やかになり夕陽を見ることが出来ました。そのため、舞鶴港到着も21:30となりました。

舞鶴港に着いてからも雨に注意

 舞鶴港から高松まではおよそ270km。道中の天気予報にも気を配らねばなりません。出発前の予報では雨が降りそうな気配は全くなかったのですが、1週間経つと予報も変わり、道中、雨雲を通らねばならなくなりそうでした。そこで、時間をうまくずらし雨雲を避けて帰宅することに。そのため、往路で遅い夕食を取ったラーメン屋、麺楽に再訪することにしました。

 22:20に麺楽を出発し、23:00~24:00に兵庫県三田市付近の雨雲を避けることができ、濡れずに高松まで帰ることが出来ました。雨雲レーダー様様ですね。自宅への帰宅は、深夜2:45となりましたが…。

 こうして、初めて北海道バイクツーリングの旅を終えました。事故や転倒はおろか、トラブルなく帰って来れたことにも感謝ですね。

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