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伝統の駅弁を楽しむ(鳥栖駅のかしわめし)

鳥栖駅名物の中央軒の「かしわめし」弁当(700円)を初めて購入しました。以前より食べてみたいと思いながら、昼食時などとタイミングが合わず、購入を逃していました。今日は時間もなく、博多駅までの電車の中の30分が昼食タイムとなりましたので、駅弁を買うのに良い機会となりました。

最近の駅弁は売れ行き低下

かつて人気だった駅弁は、コンビニ弁当などに押されすっかり売れ行きが落ちているそうです。たしかに最近では1,000円以上する駅弁が当たり前になってきています。それに対して、コンビニ弁当は500円程度…。値段では太刀打ちできませんよね。実際、私もほとんど駅弁を買いません。しかし、名物の駅弁など「観光」の一環として、今後も生き残るのではないでしょうか。

かしわめしのお味

絶妙な味付けは、虜にさせるのが分かりました。濃すぎず薄すぎず。確かに美味しい!錦糸卵や海苔は想像どおりです。付け合わせは、左から菜っ葉の漬物、シュウマイと昆布、そして定番の大根漬物です。ご飯の真ん中に、甘酢につけたショウガ(ガリ)がソフトで優しく、味の濃いめのかしわにピッタリです。

鳥栖とは

鳥栖駅の地下道には、鳥栖の歴史が掲示されています。昔から、「くすり」と「はぜろう」、そして「鉄道」の町であったとのことです。鳥栖駅の隣には「田代駅」があってそこには「久光製薬」があります。昔から薬の町だったことを伺わせます。「はぜろう」とは初めて耳にしました。和ろうそくなどの原料だったそうです。そして、鳥栖駅は鉄道の要衝。JR鹿児島本線と長崎本線の分岐駅で貨物の操車場もあったようで広い敷地を要しています。チェッカーズのボーカル、藤井フミヤさん(鳥栖市のお隣、久留米市出身)が高校卒業後国鉄に就職して鳥栖駅に勤務していたとか、いないとか。

最後に

地域の駅弁が少しずつ消えて行っています。さみしい気もしますが、歴史の淘汰は厳しいものです。ですが、消えゆく前に、こうして駅弁を楽しむのも鉄道を利用する楽しみの一つになりそうです。そうそう、駅弁のコンビニ弁当に対する利点を見つけました。「冷めても美味しい!」です。レンジで温めるのを前提としたコンビニ弁当に対して、冷めたまま食べる駅弁は、久しぶりに食べましたが、冷めている侘しさがありません!基本を忘れていました…汗。

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